加古川市N様邸 2019年入居
■保護猫を引き取って暮らそう
ご結婚後しばらくは賃貸のワンルームにお住まいだったN様ご夫妻。
そこはペット不可のマンションだったため、どうしても猫が飼いたかった奥様がご主人様を説得し、家を建てることを決められたそうです。
家が建つとすぐに加古川の動物病院で保護されていた猫ちゃんを引き取って、一緒に暮らし始めました。
黒猫のトロウと、黒トラ柄のオビ。2匹の猫はN様ご夫妻に愛されて、いまは広い家でのびのびと過ごしています。
玄関を入った右手には、リビングに通じる猫ちゃん専用の小さな扉があり、いつでも自由に部屋へ出入りできるようになっています。
また、リビングのいちばん目立つ場所には堂々たる大きさのキャットウォークが床から天井まで設置され、「猫のために建てた家」だという話もうなずける設計デザインになっています。
「私は猫さえ飼えれば、他のことにはそれほどこだわりがなかったので、外観や間取りなどは基本的に夫に任せていました」と奥様がおっしゃるとおり、外観や内装にはご主人様の趣味が強く反映され、男っぽさが漂うかっこいい仕上がりになっています。
■色使いで個性を表現した外観
外観は向かって左半分が真っ黒、右半分が真っ白の外壁材で、黒い壁の前にはご主人様の白い車が、白い壁の前には奥様の黒い車が停めてあり、モノトーンで美しく統一されています。
また、車やバイクがご趣味というご主人様のために裏庭が広めに取ってあり、将来的にはメンテナンス用品等を入れる倉庫を置く予定です。
■木目はあえて使わず、硬質な素材で
「床はとにかく白がよかったんです。木目のあたたかい雰囲気よりも、クールな感じが希望でした」とご主人様が思い描かれたとおりに仕上がったリビングは、白く輝くフロアタイルの床に真っ白のソファが映え、高級感があります。
「この床は想像以上に掃除がしやすくて、ルンバも快適に動いてくれるので大正解でした。
それに、白い床に黒い猫の毛などが落ちていたらよく見えるので、こまめに掃除するようにもなりました」と奥様もご満足の様子です。
隣の和室には白色の畳やアクセントウォールを採用し、リビング横にあっても違和感のない洋風の仕上がりになっています。
2階にはモンステラ型の間接照明がリゾートホテルのような雰囲気を醸している主寝室と、将来子ども部屋になる予定の部屋が2つあります。
ご夫婦お二人では今のところ広すぎて、なかなか使いこなせていないそうですが、広くて困ることはありません。
猫ちゃんたちは駆け回る場所がたくさんあって、とても快適そうでした。