加古川市O様邸 2018年入居
10年越しで実現! 夢に思い描いたとおりの家
ずっとここで暮らしたいから、老後まで視野に入れた家づくり
■10年間、運命の土地を探して
2007年にご結婚される前から土地探しをしていたというO様ご夫妻。駅に近くて、治安がよくて、本好きな奥様のために図書館も近くて…と希望条件がしっかり決まっていたためか、なかなか思いどおりの土地に巡りあえずにいたそうです。
長い間、自分たちの家を持ちたいと理想のイメージを思い描いていらっしゃったおかげで、家を建てる前にはすでにかなりの知識とご要望をお持ちでした。
奥様は「私の頭の中にあるイメージを、絵が得意な夫が何枚もスケッチしてくれたので、それを営業の後藤さんに見せながら打ち合わせをしていきました。後藤さんが根気強く私たちの要望を聞き取ってくださったので、安心して進めることができました」と笑顔で話してくださいました。
入居されて夢の暮らしを手に入れてから1年と少し経った今でも、「これは現実かな?」と思うほど、幸せを噛みしめていらっしゃるそうです。
■太陽光を間接照明として取り込む
穏やかに暮らすご夫婦の雰囲気そのままに、外観はシックなブラウン系の色調です。
アプローチの手すりは奥様のこだわりのポイントです。
リビングに入ると、260cmという高い天井と、背の高い奥様に合わせたキッチンカウンターの高さが目を引き、より広い空間に感じられます。
キッチンからバスルーム、そして寝室のある2階への動線がスムーズになるよう回遊式にしました。
1階トイレの壁の装飾タイルはご主人様のDIY。
奥様の希望するデザインに沿って製作されました。
また洗面台周辺も工夫をされており、壁面は壁紙ではなくパネルを貼りました。
そうすることで、水がはねても拭き取れ、汚れもつきにくいので重宝しているそうです。
また、家中に収納をたくさん備え付けたおかげで、収納家具はほとんど必要ありませんでした。
そして、O様邸でもっとも印象的なのがリビング横にある和室。
天井の一部が吹き抜けになっていて、そこから太陽光が、まるで間接照明のようにやさしく降り注いでいます。
これには工夫があって、大きく吹き抜けを作るのではなく一部にすることで、太陽光をいったん壁面にあて、やわらげてから和室におりてくるように設計されているのです。
「吹き抜けの光加減については、かなり検討しました」とご主人様。
老後にはこの和室で眠ることになるだろうからと、将来のことまで視野に入れて考えられました。
■音楽や運動が楽しめる趣味の部屋
2階には主寝室と趣味の部屋があります。
主寝室は、ベッド奥に小部屋を造り書斎として使用しています。
2列に並べられた正方形のガラスブロックとアーチ状の入口が、可愛い雰囲気を醸し出しています。
趣味の部屋にはご主人様のベースが飾られ、ゆったりできる空間に。
天井近くの間接照明がリラックスムードを高めてくれます。
また、この部屋は運動ができるように床の一部を補強しているので、奥様がヨガなどをされる予定だそうです。
O様邸にはいたるところに、時間をかけて練り上げられた暮らしを愉しめるアイデアがたくさん詰まっていました。