明石市M様邸 2019年入居
高さを意識した設計デザインで 大きく広く見せる効果を最大限に
ねらいさだめて購入した運命の土地。
思いどおりの家を実現!
■この土地が売り出されるのを待っていた
すぐ近くのハイツにお住まいだったM様ご家族は、同じ町内で家を建てることを希望されていました。昭和住宅のモデルハウスに見学に来られたのは4〜5年前。それからずっと、奥様はベビーカーを押しながらお買い物などに出掛けられる際には、近所に良い土地がないか探していらっしゃったそうです。
この土地が畑だった頃から「いつか分譲地として売り出さないかな?」とねらっていたそうで、売り出された途端に申し込まれました。ところが、もう1組申し込みがあり、抽選に。「これでダメだったら家を建てるのをあきらめよう」とまで考えていらっしゃった、ご夫妻の強い思いが届いたのか、めでたく購入の権利を獲得しました。
長い期間をかけて理想の住宅について思い描いておられたおかげで、内装の細かな部分まですでにイメージがかたまっていらっしゃったので、土地が決まってからはスムーズに話が進みました。
■背の高いドアと壁の効用
外観は、玄関側の正面から見ると直線的な箱型に見えますが、サイドから見ると勾配のついた屋根があらわれ、違った表情になります。じつは正面から見える白い壁は、屋根のいちばん上の位置までせり上がっているので、高く大きく見えるのです。
そして、M様邸の外観で特に印象的なのは、正面右側にある斜めにカットされた袖壁です。「これは私たちが希望したわけではなくて、設計士さんからの提案ですが、この斜めの角度が絶妙なんです。洗濯物を干していても目隠しになって見えないし、圧迫感もなく、とても満足しています」と奥様。
また、玄関ドアや室内ドアは標準仕様の高さより大きなサイズを採用していて、それだけで家の中に入った際に空間が大きく見える視覚効果があります。
■リビング階段の方角だけは譲れない
室内はとにかく採光にこだわったというM様ご夫妻。いちばん譲れなかったのは、吹き抜けにするリビング階段の方角でした。そのおかげで心地よい光に満たされているリビングは、やはり広々と感じられます。
小学生のお子様が2人いらっしゃるとは思えないほどに整然と片付けられているのも大きな理由ですが、もうひとつポイントがあります。
一般的なサイズの掃き出し窓に、長いカーテンが天井から吊るされているのです。縦のラインを強調することで部屋が大きく見えるというお手本です。
お風呂からキッチン、
そして階段下のデスクスペースへ直線的につながる動線の良さで、家事の負担を減らす工夫もしっかりされています。
リビングの掃き出し窓の外にはご主人様がDIYで設置された広いウッドデッキがあるので、洗濯物を干すのも楽だそうです。
2階には男前な内装の主寝室と、
引き戸で2部屋に分けられるようになっている12帖の子ども部屋があります。
今は1階だけで暮らしが完結しているとのことですが、将来、
子どもたちが独立した後もフレキシブルに使えるような間取りを考えられたM様邸でした。