神戸市T様邸 2019年入居
吹き抜けから陽光がやわらかに降り注ぐ、 家族が集う大きなリビング
断熱と換気を重視。
エアコン効率のいい省エネハウス
■ハーブガーデン＆HELLOの文字がお出迎え
ご結婚後の８年間は会社の補助が出る賃貸住宅にお住まいだったT様ご家族。お子様が小学校へ上がる前には家を建てたいと考えていらっしゃいました。
たまたま遊びに行ったお友だちの家がすごく素敵で、「静かでいい場所だな」と思われたそうです。そこで、昭和住宅で分譲中だった５軒隣の区画を購入することに決めました。
「全然考えていなかったのですが、いざ引っ越してみると周囲は幼い子どもを育てている世帯ばかり。みなさん仲良くしてくださるので、本当に過ごしやすいんです」と、奥様も新しい暮らしにすっかり馴染んでいらっしゃいます。
外観はベージュのワントーンでまとめて、窓をリズミカルに配置。曲線で区切ったハーブガーデンが絵的な楽しさをプラスしています。
白いポストの前には真鍮（しんちゅう）製の「HELLO」の文字がコンクリートに埋め込まれ、訪れた人をかわいく出迎えてくれます。
■お手軽DIYで洗面所を可愛く
落ち着きのある洗練されたカフェ風の雰囲気や内装は、奥様の趣味で決めていかれました。特に照明は、気に入るものが見つかるまであちこちで探し、キッチンにあるお茶碗型のペンダントライトなどは半年以上待って手に入れたものだそうです。
23帖を超えるリビングには吹き抜けからの光が降り注ぎ、高い天井のおかげでさらに広く感じさせます。「夜、ソファでゆったりするのが幸せ」とご主人様もお気に入りです。
洗面所は上の鏡部分と下の収納部分で、違うメーカーのものを採用。洗面台の隣に座れるスペースを造作し、大きな鏡でメイクもできるようにしています。洗面化粧台の鏡とカウンターのあいだは、奥様がDIYでグレーのタイルを貼って仕上げました。シールで貼るだけなので簡単なうえに、一気におしゃれ感が増すのでオススメです。
２階には主寝室とご主人様の書斎、子ども部屋が２室あります。洗濯物は庭や洗面所に干すので、ベランダは必要ないと判断し、つくりませんでした。その代わりに、主寝室の窓外に布団を干すためのバーを設置しています。ベッドからの距離も近く、とても便利だそうです。
■断熱、換気、エアコン効率などを熟考
住宅性能に関しては、ご主人様が中心になって勉強され、決めていかれました。まず、窓枠をすべて熱の伝わりにくい樹脂製にすることで、外気温などの影響をできるだけ部屋に持ち込まないように考えました。
さらに、全熱交換式換気システムを導入。温度と湿度を調整してから換気するので、室内の快適な状態を壊さず、エアコン効率がUPします。
そうやって環境を整えたうえで、メインで使用するリビングのエアコンをどの位置に設置すれば、１階と吹き抜けでつながる２階を同時に冷やしたり温めたりできるのかについて悩まれたそうです。
今後1年を通してどれだけ快適に暮らせるのかを楽しみですとおしゃっていました。
