2021.08.27マイホーム
新築一戸建てを購入する際に、必ずモデルハウスを見学に行かれるという方も多いですが、ただ家の中を見学するだけでは、購入後に後悔する可能性があります。
そこで、見学時に注目しておきたいポイントをご紹介します。
モデルハウスの見学会では、目で確認するだけではなく、必ず自分の手で触れて確認することを心がけましょう。
キッチンに立った時の目線の高さや部屋の雰囲気を感じること等もとっても大切なことです。
実際に暮らしたときのことを考えて、動線を意識しながら、出入りのしやすさや収納のしやすさを考えます。
また、各部屋にある収納部分は必ずチェックしましょう。
どのくらい収納できるのか、可動部の動きはどうなのかを確認し、使用しやすいか判断します。
また、キッチンやお風呂、洗面台等の設備もしっかりと確認しましょう。どのような機能があるのかを知ることによって、家事や暮らしがどれくらい便利になるか、どのようなことが出来るようになるのかが想像できます。
リビングや和室、2階の洋室などの日当りをチャックすることも大切です。
家族が毎日長い時間滞在するリビングがどれだけ明るいか、バルコニーにどれだけ日が入るか確認できれば洗濯物が乾きやすいかどうかも分かってきます。
窓から見える景色や近隣住宅との距離などを確認することは大切です。
モデルハウスの窓の位置と隣地の家の窓の位置がどうなっているかを確かめることもおススメします。
窓が向かい合わせになっている場合、実際に暮らし始めた際、窓を開けたときに隣の家の方と鉢合わせになることもあります。プライベートを守るためにすりガラスになっているかどうかの確認をすることも推奨しています。
モデルハウスの見学の際に、建物内部のチェックを徹底的に行う人は多いですが、建物周辺を確認する人は、あまり多くありません。
勝手口からの出入りのしやすさはどうか、給湯器などの機器はどこに配置されているのか等も確認するといいでしょう。
外構の植栽はどうなっているのか、宅配ボックスなどの便利な設備はあるのか等も確認してみてください。
分譲住宅であれば、隣接している建物との間が極端に狭い可能性もあります。
また、車が駐車しやすい場所であるのかをチェックすることも大切です。
モデルハウスの見学時に注目したい3つのポイントを紹介しましたが、このほかにも確認する箇所は複数あります。
バス停までの距離や駅までの距離を実際に歩いたり、物件の周辺を歩いて環境を調べること、昼だけでなく夜や晴れの日や雨の日などによる周辺の様子について確認することも重要です。
家の中ばかりを中心に見学することが多くなるでしょうが、家の外にも目を向けて見学をすると、実際に生活をするようになってからも後悔が少ないと考えられます。
後悔しないためにも、納得するまで見学を行いましょう。