2018.10.12マイホーム
新築一戸建てを建てることが決まったら、土地の地盤調査をするかどうか悩む方もいることでしょう。
そもそも、地盤調査をすることでどんなことがわかるのか、無駄なものではないのかなど、疑問を持たれる方も少なくありません。
そこで今回は、地盤調査について詳しく知り、必要性を知っていきましょう。
現在、日本では地震をはじめとする災害の被害が受ける可能性が非常に高く、住まいの安全性を意識する方も増えて
きています。
地盤調査は、建物を建てる土地の荷重や沈下に対する強度を調べ、建築物を安全に支えられるかどうか調査
することです。
新築一戸建てを建てると、階数や面積によりますが、その下の地面には、かなり荷重がかかることになります。
地盤を適切に改良すると、地震や災害の時だけでなく、日常生活を続ける上で将来ずっと安心して住めるという大きなメリットが得られます。
地盤が軟弱な場合、次第に建物が傾き、窓やドアが開きにくくなったり、外壁にヒビが入ったりすることがあります。
中には、地盤で建物が傾くことで体調不良になってしまう方もいるでしょう。
また、家を建ててしまうと、その下の地盤改良は困難で、部分的な補強しかできません。
しかも、部分的な補強には莫大な費用が必要で、簡単には依頼することもできない場合があります。
新築一戸建てを建てる際には、建物や立地条件だけでなく、地盤についてもしっかりと検討することが大切なのです。
また、その地盤を調査し、適切に改良することは、長く住み続ける家族にとって必要不可欠と言えます。
地盤調査は、新築一戸建てであれば、先端がスクリュー状になった棒を回転貫入させる
「スウェーデン式サウンディング方式」が一般的です。
土地の性質は、改良工法をどのようにしていくかを判断するために重要です。
地盤が原因で建物が傾くと言っても、建ててすぐに現れるわけではありません。
しかし、地盤が軟弱な場合は数年後には傾き始め、家や住んでいる方の健康にも影響を及ぼす可能性があります。
適切な改良にはコストもかかってきますが、長く住み続けることを考え、安心して暮らすことのできる住まいを
実現することが大切です。
土地の地盤調査が気になる方は、分譲販売の土地がオススメです。
分譲販売の土地の場合、あらかじめ地盤調査と地盤改良を行っていることが多いため、安心して購入することが
できます。
新築一戸建てを建てる際には、建物・立地条件・コスト面を考えて地盤調査については、
あまり意識しない方もいることでしょう。
しかし、安全に暮らし続けていくためにも、地盤調査や地盤改良は必要不可欠なのです。