2024.05.27マイホーム
夢のマイホームとして新築一戸建てを検討する人も多いのではないでしょうか。
新築一戸建てを建てるタイミングは、新婚時、子供の成長に合わせてなどそれぞれのライフステージによって変わってきます。
どのタイミングで購入するかは、統計や健康状態、新婚・出産・子育てなどのライフイベントといったいくつかの要因を組み合わせて検討することで適切なタイミングを見極めることができます。
今回は、新築一戸建てを購入するタイミングについて詳しく解説します。
ここでは、年齢、世帯人数、世帯年収別に家を買うタイミングを見てみましょう。
① 年齢
国土交通省が実施した「令和4年度 住宅市場動向調査」によると、新築一戸建てを初めて購入する方(一次取得者)の平均年齢は注文住宅で39.5歳、分譲戸建住宅で37.5歳となっています。
中古一戸建ての場合は、43.6歳と少し高めです。
② 世帯人数
国土交通省が実施した「令和4年度 住宅市場動向調査」によると、新築一戸建てを購入する方の平均世帯人数は注文住宅で3.2人、分譲戸建住宅で3.5人となっています。
中古一戸建ての場合は、3.3人です。
③ 世帯年数
国土交通省が実施した「令和4年度 住宅市場動向調査」によると、新築一戸建てを購入する方の平均世帯年収は注文住宅で801万円、分譲戸建住宅で750万円となっています。
中古一戸建ての場合は、752万円です。
上記の①~③を見ると、新築一戸建てを購入するタイミングとしては、30代~40代前半にかけてある程度年収も上がり、子供が1~2人生まれたタイミングで購入するケースが多いと言えます。
ライフイベントで見る家を買うタイミング
ここでは、結婚、子供の誕生、進学といったライフイベント毎に家を買うタイミングを見てみましょう。
① 結婚
新婚時に新築一戸建てを購入する人は多いでしょう。
新しい二人の門出にとって自分たちの生活の基盤となるマイホーム選びは非常に重要です。
特にダブルインカムの場合など資金に余裕のあるカップルの場合は、将来のことも考えると中途半端に賃貸を借りるよりも自分たちの理想の家に住みたいと思う人も多いと思います。
又、新婚当初は子供もいない状態なので住むエリアも選びやすく、資金計画も立てやすいので新築一戸建てを購入しやすいタイミングと言えます。
② 子供の誕生
結婚の次に多いのが子供の誕生したタイミングでしょう。
家族が1人増えるとこれまで住んでいた家が手狭に感じる人も多いはずです。
そうなると次の住まいの候補として、新築一戸建てを購入する選択肢も出てきます。
子育てが始まるとお金もかかるので、新築一戸建てを購入したいのであれば、ある程度資金計画を立てる必要があります。
③ 子供の進学
子供の進学を機に学区なども考慮して新築一戸建てを購入する人も多いです。
ただ、子供の進学するタイミングで新築一戸建てを検討する場合、学校区を優先すると購入できる物件が限られてしまうので新築一戸建てに住めないケースもあるので早めに物件探しをしておくべきでしょう。
新築一戸建てを購入するタイミングは、家族構成や資金面によってそれぞれの家庭で異なります。
特に子供が生まれてからはお金がたくさん必要になるので新築一戸建てを購入したくても購入できないケースも多いです。
そう考えると、家族の状況や資金的な面から結婚するタイミングが一番購入しやすいと言えるでしょう。
これから新築一戸建ての購入を検討している人は是非今回の記事を参考にしていただければと思います。