2022.06.17マイホーム
新築一戸建てを建てる際に、照明についても悩まれる方は多いです。
照明は、部屋によっても変えることができますし、何よりその部屋の雰囲気をがらりと変えてしまうことができるインテリアの一つとも言えます。
ちなみに、照明には種類が多数存在していることをご存知でしょうか?
今回は、照明や明かりの種類から選ぶポイントをご紹介していきましょう。
照明の種類についてですが、主照明と補助照明という2つに分かれています。
主照明は、部屋全体を明るく照らすもので、補助照明は狭い範囲を照らすものです。
この2つの中にも種類があり、それぞれ取り付け方や照明の役割が異なってきます。
■主照明
・ダウンライト
天井に埋め込むシンプルな照明で、ここ数年で主流となってきています。
シーリングライトやペンダントライトなどと違い、照明器具が目立たず天井をフラットにし空間をスッキリと見せてくれます。
・シーリング
天井面に直接取り付けるタイプの照明で、従来の一般住宅で最も多く見られる照明と言えるでしょう。
・シャンデリア
つり下げ式の電球がいくつもついている装飾照明となっており、インテリアとしてリビングやダイニングなど人の集まるところに選ばれることが多いです。
・ペンダント
天井から吊り下げるタイプの照明がペンダントライト。照明から照らされるものまでの距離が近いため、陰影がはっきりするのが特長です。照明そのものがインテリアとなり、お部屋のアクセントになります。シェードのデザインや光の質にこだわることでインテリアをドラマチックに演出するので、こだわって選びたいところです。
・間接照明
空間に立体感を生み出し、オシャレに演出してくれる間接照明。しかし、上手く配置しないとインテリアのバランスが崩れてしまい、逆効果となってしまうことも。
■補助照明
・ブラケット
壁面や柱に取り付けている照明で、壁面を明るく照らす役割があります。
絵画などを壁面に飾る際にもおすすめです。
・スポットライト
天井に取り付けて特定のものにライトを当てる照明で、インテリアを強調したい時に使われます。
・フットライト
安全のために床近くの壁に埋め込まれている、足元を照らすための照明です。
暗い廊下に設置しておくと、夜中に電気をつけたくない時でも足元が見えて安心します。
・スタンド
ベッドの横やテーブルの上に置いて、手元を明るく照らす役割があります。
後から購入することもできるライトで、一番身近な照明でしょう。
その他にもお家で映画等を楽しめるシアター空間を演出する、プロジェクター機能・スピーカー機能・LEDシーリングライト機能が搭載された、照明一体型3in1プロジェクターもあります。
この他にも、様々な照明があります。
どのような空間、部屋にしたいかを想像し、主照明と補助照明を選んでみてください。
明かりの種類にもそれぞれ違いがあります。
まず蛍光灯は、やや赤みのある電球色と真っ白な印象を与える昼白色、やや青みがかっている昼光色と色にも種類があります。
白熱灯に比べ発熱量が比較的少なく、電気代も安く抑えることができると再度注目されてきており、環境保護の観点からも推奨されているので、今後新築一戸建てを検討しているのであれば取り入れてみても良いでしょう。
白熱灯は、蛍光灯と比較すると色をはっきりと忠実に見せてくれる照明です。
物を立体的に見せることができるので、補助照明にも良いですが、発熱量が多く電気代も高くついてしまいます。
また、寿命も短いので最近では敬遠されがちになっている照明です。
LEDは、蛍光灯よりも省エネに優れている照明として、近年耳にすることが多くなった照明でしょう。
発熱が少ないので電気代も安く済んだり、寿命も長いため交換する手間も少なくなります。
しかし、購入するには価格が高めのため、取り入れる際には予算を多く見積もっていた方が良いでしょう。
主照明と補助照明、さらには明かりの種類から選び方をご紹介してきました。
照明には様々な種類があるため迷ってしまうことも多いですが、それぞれの特徴を把握しておくと部屋ごとに適した照明というのが分かってきます。
新築一戸建てを建てる時に照明で迷ったら、まずは特徴を理解して部屋ごとにどんな照明を入れるか決めてみましょう。