2018.06.22家とお金
新築一戸建てを建設するにあたって、住宅ローンの借りられる額を意識するあまり、借りられる額がそのまま払える額として考えてしまうケースは少なくありません。
しかし、借りられる額と実際に払える額は異なります。
きちんとそれぞれを見極めて、新築一戸建てを計画することが大切です。
新築一戸建てを建てることを考えている場合、ほとんどの方が住宅ローンを検討することでしょう。
新築一戸建ての購入には、住宅ローンでいくら借りられるかがポイントになるのは間違いありません。
ですが、いくらの頭金が用意できて、毎月いくら返済していくことができるかということをまずは考える必要が
あります。
毎月の家計の収支から、いくらなら無理なく住宅ローンの返済に充てることができるかは非常に重要なことです。
毎月の返済可能額を考えると、払える金額を明確にすることができるようになります。
つまり、手取り収入をベースにして、家計収支から試算するのが「払える額」であり、税込年収を基に計算することが多いのが「借りられる額」となるのです。
金融機関は、年収を見て融資額を試算します。
しかし、返済し続けることができるかどうかは、家計収支をしっかりと把握し、試算する必要があります。
そのため、家計簿をつけておらず、家計の収入や支出を知らないという状況は避けましょう。
家計収支を把握できていないまま購入を決断してしまうと、提示された月々の返済額が自分に合っていないといった
事態になってしまうのです。
新築一戸建ての予算計画の前には、家計管理・家計の把握が必要不可欠であり、家計収支を考慮しながら、毎月の返済可能額を計算しなければなりません。
借り過ぎによる住宅ローン破綻のリスクを回避するためにも、家計収支をしっかりと把握し、状況に応じた計画を
立てることが大切なのです。
住宅ローンの借りられる額と払える額について紹介してきました。
新築一戸建てを計画するにあたって、まずは家計収支を調べ、把握することが第一歩となるでしょう。
深刻な住宅ローン破綻にならないためにも、収入と支出についてまずは考え、それを考慮して返済可能額を明確にしていくことが必要不可欠なのです。
新築一戸建ては、一生のうちで最も高い買い物であることも多いでしょう。
だからこそ、決して無理をせず、生活がギリギリになってしまうような計画を避け、余裕のある生活ができるように
進めていくことが重要です。