2020.09.11住まいのヒント
「床に物がいっぱいで足の踏み場がない」
掃除をしても上のような状況になってしまう場合、収納方法を見直してみると良いかもしれません。
今回は、家庭で収納スペースを作成する際のコツをご紹介します。
道具をしまいたいけど棚はもう満杯……という場合。
そんな時は、有効活用できるスペースがないか探してみましょう。
収納場所を見つけるコツは、空間の「縦」に注目すること。
床はものがいっぱいでも、天井近くの壁は空いている場合が多いはずです。
例えばキッチン。コンロ前の壁に釘をさすだけで調理器具をつるすことができます。
せまい空間であるトイレも、天井近くに棚を作ることでトイレットペーパーの置き場所になります。
洗濯機は場所を取りますが、ドラム式であれば上に棚を作ると洗剤がすぐに取り出せて便利です。
邪魔にならないような収納場所を作るためには、普段の生活の動きを考慮すると良いでしょう。
キッチンでは、道具や調味料の場所を固定しておくと、動き回らずに作業できるのでスムーズに調理ができます。
ランドリースペースなど、立って作業することが多い場所では、移動型の収納ボックスが活躍します。
収納ケースにキャスターが付いていれば、普段は通りやすいように壁際に寄せておき、道具を使いたい時は取りやすい位置に移動させることができます。
掃除をするとき、わざわざ持ち上げてどかす必要もなくなります。
100均をうまく使えば手軽に安く収納できます。
100均グッズでおしゃれに収納するコツは、「統一感」を出すことです。
例えば調味料を空き瓶にいれて並べるだけで、カフェのような空間を演出できます。
ごちゃごちゃしやすい冷蔵庫の中身は、同デザインのプラスチックケースにいれて分類するとスッキリします。
ティッシュやキッチンペーパーなどの小物は、カバーをかけるだけでおしゃれなアイテムになるでしょう。
白や青など、室内のテーマ―カラーを決めておくと統一感が出しやすくなるかもしれません。
同デザインの製品を複数そろえても安くすむのが百均の利点です。
いろいろな収納グッズを試してみて、理想のスタイルを探求してみるといいでしょう。
収納スペースを少し工夫するだけで、掃除の手間をはぶき、必要な道具を取りやすくできます。
上記で紹介したコツを踏まえて、ぜひおしゃれで快適な室内空間を目指してみてください。