2019.12.26住まいのヒント
新築一戸建てを建てる際には、リビングやキッチンはもちろんですが、お風呂選びも大切なポイントです。
お風呂は家族全員が使うリラックスする空間でもありますので、後悔しないように決めたいですね。
お子様や高齢者がいるご家庭は安全面や使いやすさも大切なチェックポイントになります。
今回は、新築一戸建てのお風呂選びのポイントについて解説させていただきます。
お風呂のカタログを見ていると、デザインや機能性など気になることが多く迷ってしまうほど。
お風呂のイメージは、ショールームへ行くと実物があるので、色・素材・設備機器などを確かめることができます。
ここからは、新築の際のお風呂選びのポイントを見ていきましょう。
新築一戸建ての場合は、広いお風呂に入りたいと考える方は多いのではないでしょうか?
実際に居住空間から大きなお風呂のスペースを取ると、ほかの部屋の広さにも影響するので注意が必要です。
そして、大きなお風呂にすると掃除も大変になるのでカビ対策もしっかり検討しなければなりません。
水回りは湿気が籠もりやすいので、お風呂の設置場所次第ではカビが生えやすくなるので
要注意ですが、浴室乾燥機でそれらを解消する方法もあります。
お風呂場のカビ退治やカビ防止についてですが、下記は、NHKの『ためしてガッテン』
にて紹介された方法です。
■カビ退治→50℃のお湯を90秒かける
■カビ防止→1週間に1回、50℃のお湯を5秒間かける
【参考引用:http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20160615/index.html】
お風呂は清潔な場所である必要があるため、広さをよりも清潔に保ちやすいことを優先させましょう。
大きな浴槽を選ぶと長期的に見ると、水道代やガス代もかかります。
浴槽や壁の色や素材よっては、水垢が目立ちやすく、掃除が大変になることもあるのです。
実際の広さや浴槽のサイズは、家族の人数とバランスを考えて決めることが大切です。
ほとんどのお風呂には換気扇がありますが、換気扇だけでは換気が十分ではありません。
お風呂に窓を取り入れることで、カビ予防・除菌効果がある太陽光が差し込みます。
お風呂の換気を行うには、きちんとした空気の流れを作ることが重要です。
浴室の窓とドアを閉めて密閉空間をつくり、浴室の換気扇を回すことが正しい方法です。
換気扇と窓があると清潔感を保つことができますので、お風呂が長持ちします。
最新モデルのお風呂は、まるでエステサロンのような高機能オプションがあり、
どれも魅力的です。
オプションとしては、テレビやラジオなどの音楽設備がありますが、
浴室のテレビやラジオなどの音楽設備は周囲への騒音もあって、
あまり使わない方が多いようです。
その他、ミストサウナ、浴室暖房、浴室乾燥などのオプションがあり、
家族構成や生活パターンに合わせて厳選すると良いでしょう。
自宅のお風呂がスーパー銭湯やスパサロンのような空間になる機能が
続々と登場しています。
全身浴と半身浴のどちらもリラックスしながら一日の疲れを癒やしてくれるでしょう。
肩を温めるモードはお湯が筋肉の緊張をほぐし、血行が悪くなる肩こりの症状を
和らげてくれます。
そして、お風呂空間の照明もリラックスに導く心地よさを演出してくれます。
新築一戸建てのお風呂選びは、色や材質、掃除のしやすさを重要視して慎重に選びましょう。
最終的に決める前に、ショールームで実物を見ておくことも失敗を防ぐポイントです。