2024.07.30住まいのヒント
住宅購入を決める際に新築一戸建て住宅とマンションのどちらを選択するか悩む方は多いでしょう。
結論から言えば、新築一戸建て住宅とマンションにはそれぞれメリットとデメリットがあります。
一概にどちらの方が得だと言うことはなく、人によっても選択肢の基準は異なります。
家族構成や理想の住まいを実現する住まいを探すことが大切です。
▽ここがポイント
●注文住宅は、家族の理想の家を実現可能
●リフォームが自由にできる
●土地資産となる
●管理費や修繕積立金がない
●駐車場の固定コストがかからない
●騒音・ペットトラブルを回避できる
●自分だけの庭をもつことができる
新築一戸建ては、騒音をめぐる隣近所とのトラブルを避けることができます。
新築マンションの場合は、小型犬などのペットは飼う事が可能ですが、犬種や数など制限があります。
新築一戸建てならば子供ものびのびと家の中で遊ぶことができます。
一戸建ては隣近所とのかかわりや付き合いがあり、
自然災害時に助け合える関係を築くことができるでしょう。
一戸建ての場合は駐車場代や管理費といった月々の支払いがかからないことも嬉しいメリットです。
▽ここがポイント
●防犯対策(空き巣や放火)が必要
●掃除・洗濯が大変
●修繕費にあてる貯蓄が必要
新築一戸建ては、防犯対策や修繕費など、自分の責任で建物を維持管理する必要があります。
高齢になると階段の上り下りや洗濯機置き場と物干しの距離が遠くなるのが大変になりがちです。
▽ここがポイント
●防犯対策がある
●管理人さんがいるので安心
●修繕計画がしっかりしている
●ゴミ当番がない
●ワンフロアのバリアフリーは家事がしやすい
新築マンションを購入するメリットはエントランスや共用廊下は管理会社が清掃してくれること。
修繕計画や共用部の管理が行き届きいているので、利便性は高いです。
オートロックのエントランスには管理員がいるので不審者の侵入を防ぐことができ、犯罪を未然に防ぐ
ことができます。
▽ここがポイント
●間取りは決まっている
●リフォームは制約がある
●管理費、駐車場代が発生する
●上の階や隣の物音問題
●庭がなく共用のバルコニー
●鉄筋コンクリートは固定資産が減価償却しにくい
●駐車スペースは1台分が多い
マンションのデメリットは、上下と左右が他の住戸と隣接しているため、壁が薄いと騒音問題になりやすい場合があります。
また、マンションは管理費や修繕積立金、駐車場代など毎月払う固定費があるため、負担に感じるかもしれません。
新築一戸建てとマンションは入居時と入居後にかかる費用にも差があります。
それぞれのメリットとデメリットを押えて、家族のライフスタイルに合った住宅を選択するようしましょう。