2024.05.24住まいのヒント
家の間取りの打ち合わせでは、子ども部屋はどれくらいの広さを取れば良いのか悩むところです。
初めからお子様の人数分を独立させる方法と後から広い部屋を間仕切る方法もあります。
この記事では、お子様の数に合わせて、子供部屋の広さを決めるヒントをご紹介しましょう。
子ども部屋の作り方には主に以下の2通りあります。
・はじめから独立した子ども部屋を人数分作る
・はじめは間仕切りなしの広い子ども部屋を作り、数年後に間仕切る
子ども部屋の広さを決めるには、子どもの人数・性別・年齢、そして、家の大きさ・土地の広さを考慮することが必要です。
子どもの性別と年齢も子ども部屋作りの判断材料になります。
男の子と女の子の兄妹の場合は、はじめから独立した部屋にする傾向にあります。
兄弟・姉妹の場合は、はじめは間仕切りなしの広い子ども部屋にして、将来は間仕切りをする方法があります。
お子様が小さい頃は個室に区切らず、少し広い部屋を用意し、その部屋を家族で使える共有ペースを作っておくなど、お子様の成長に合わせて間取りを変えれるので、間取りの可変性が生まれ、リフォーム、リノベーションがよりしやすくなり、結果として、長く暮らせる・子の代にまでつなげる家として機能します。
年齢的には小学校高学年くらいになると、お子様はご自分専用の子ども部屋が欲しくなるでしょう。
家を建てるときにはまだ小さいお子様も、いずれは成長して大人になっていきます。
成長に合わせて、自分だけのスペースを用意できるようすることが必要です
子ども部屋の最適な広さは、家の坪数に合わせて実際に取れる広さを考えてみましょう。
例えば、5帖の子ども部屋は机とベッド、本棚の最低限の家具配置になります。
子どもが小さい場合、子供部屋にどの程度の広さが必要なのか、イメージを持ちにくいかもしれません。
家族構成や暮らしのスタイルによっても異なりますので実際にモデルハウスに見学に行かれるといいでしょう。
子ども部屋といっても、思春期を迎える頃には心身ともにデリケートになり、自分の部屋が欲しくなるものです。
子どもが二人、三人いる場合は、はじめは大きな部屋を用意して、成長するに連れて仕切りをする方法があります。
間切りする事を想定して、扉や窓、クローゼットの位置と数を設置しておくことも大切です。
広いスペースの子ども部屋を用意する際は、通気を良くする工夫をしたり、ウォークインクローゼットを共有にする方法もあります。
男の子だけの場合でも、ロールスクリーンやカーテンで簡単な仕切りをすると良いでしょう。
衣装タンスや収納家具で間仕切りする方法もあるので必要に応じて使い分けるがいいと思います
子ども部屋の広さは、家の大きさ・土地の広さから子どもの人数・性別・年齢、予算も考慮して最適な広さを決めましょう。
子供部屋は将来自立をするための準備段階の部屋です。快適に過ごせるよう、限られたスペースを有効に使った子供部屋を用意しましょう。
どのように設計すればいいか等の適切なアドバイスをしてくれるので、不動産会社の方に相談すると良いでしょう。