2023.12.27住まいのヒント
一戸建ては直接外気に触れる部分が多いので、マンションと比較するとどうしても冬は室内が寒くなりがちです。
最近では建物や設備の省エネ効果や断熱性能の向上により冬でも暖かく過ごせるようになりました。
新築一戸建ての家を建てる際に、快適に過ごしたいなら冬を意識して役立つ設備を選ぶことが非常に重要です。
今回は、新築一戸建て付けてよかった冬に嬉しい設備について解説します。
床暖房は、冬の寒さを和らげるために非常に効果的な設備です。
エアコンとは異なり、足元から部屋全体を均一に暖めることができるので、室内の温度差が少なくなり、快適な室温を保つことができます。
特に小さな子供やペットがいる家庭では、ストープやガスファンヒーターは危険なので、安全性を考えても床暖房は外せません。
予算に余裕がある場合は、リビング、ダイニングだけでなく、キッチンの床にも床暖房をつけておくと奥様の満足度もグッと上がります。
浴室暖房乾燥機は、雨の日や寒い日の洗濯に非常に役立ちます。
又、洗濯を乾燥させるだけでなく、浴室を暖めることができるので、寒い中でも快適に入浴が楽しめます。
複層ガラス(ペアガラス)や二重窓は、冬の寒さ対策に非常に効果的です。
外からの冷気を遮断し、室内の暖かさを逃がさないようにすることで、エネルギー効率を高めることができるので省エネにもなります。
通常の窓だと冬は結露が多いですが、複層ガラスや二重窓にしておくと、結露を抑えることができるので、カビの発生を抑制する効果もあります。
室内用物干しは、冬場は寒いので外に洗濯物を干すのが面倒だという人におすすめです。
室内で洗濯物を干すことができるため、天候に左右されずに洗濯をすることができます。
また、室内干しによる加湿効果も期待できます。
天井の高い部屋や吹抜がある場合は暖房機部を使っても中々温まりません。
そういった場合はシーリングファンも効果的です。
シーリングファン自体に暖房効果はありませんが、ゆっくりと回って室内の空気を循環されることで室内の温度を一定に保ってくれます。
1階部分には雨戸を付けるのが一般的ですが、引き戸タイプではなく、シャッター式を付ける方が断熱の面を考えると有利です。
引き戸タイプの場合はどうしても隙間が出来てしまうので、室内の温度が逃げてしまいます。
シャッター式の場合だと隙間がほとんどないので保温効果も高いです。
新築戸建てで快適に過ごしたいのであれば冬の対策が重要です。
戸建の場合は、特に冬は外気の影響を受けやすく、寒さや湿気が問題になります。
現在では、冬対策用の設備も色々とあるので、寒さを乗り切るためにも新築時につけておくのが効果的です。
これからご購入を検討される方は、今回ご紹介させていただいた設備をご検討してみてはいかがでしょうか。