2023.11.15住まいのヒント
新築一戸建てでは、間取りや物の配置を上手く考えて、無駄な空間がないようにしたいと思う方は多いかと思います。
間取り以外にも、ちょっとした部分に設備を導入することで、スッキリとして暮らしやすい住宅になります。
そこで今回は、新築一戸建てで便利な設備についてご紹介していきます。
何かと散らかりやすいキッチンは、収納しやすいキッチン作りを意識すると調理しやすい空間になります。
・ ビルトイン食洗器
シンクの下に食洗機が組み込まれているビルトイン食洗機を設置すると、シンクの横に食洗機を置く場所が必要ないため、スペースを有効に活用できます。
調理する場所が増えるので、家族と一緒に並んで料理したいという方にもおすすめです。
・ パントリー(食品庫)
満足度の高いパントリー(食品庫)の設置です。
常温で保存できる食品、たまにしか使わないキッチン用品などを保管する場合に使えます。
買い置きの缶詰やレトルト食品など、食材のストックを一望できるため、使い忘れがなくなります。
・ ゴミ収納
ニオイが気になるキッチンの生ゴミは、システムキッチンの中にゴミ箱が収納できる場所を作ることでスッキリとします。
ゴミ箱を別の場所に設置するよりも使いやすく、家事動線の効率も良くなるでしょう。
・ タッチレス水栓
手をかざすだけで水を出したり止めたりできるタッチレス水栓。調理中やお掃除の際など手が汚れていても蛇口を汚すことなく水を出せるのは便利です。
1日に何度も使うトイレや洗面台は、快適で使いやすいことをポイントに導入する設備を考えましょう。
・ タンクレストイレ
コンパクトなタンクレストイレを導入すれば、トイレにあまりスペースをとることができないといったケースでもスペースが有効活用できるようになりますし、トイレ内の空間の見え方がスッキリします。
空いたスペースに掃除グッズや芳香剤を置くと、清潔で使い心地の良い空間になるでしょう。
・ 手洗いカウンター
手洗いカウンターを設置することで得られる大きなメリットとして、トイレタンクの手洗い器に比べて、水はねによる汚れが少なくなり、掃除の手間が軽減されます。
また、手洗いカウンターの方が手を洗いやすく、転倒などの危険も少ないというメリットもあります。
・ 洗面台下収納
洗面台では顔や手を洗うので、洗面台周りに物を置いておくと、水がかかって汚れてしまいます。
洗面台下のスペースと鏡の裏の収納を活用すると物が散らからず使いやすくなります。
・ 室内物干しスペース
共働き家庭が増えるのにともない、天候や時間を気にせずに洗濯ができる室内物干しスペースへのニーズが高まっています。場所をとらない天井吊り下げタイプの物干しを設けるのもおススメです。
1日の疲れを癒すお風呂場の設備を工夫することによって、電気代の節約にも役立ちます。
・ 浴室乾燥機
浴室で洗濯物が干せるので、洗濯物を干すだけのスペースを用意する必要がなく、無駄な空間を省くことができます。
冬場は暖房代わりに使うこともでき、温度差で心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすヒートショック現象の対策としても有効でしょう。
・ 追い焚き機能
長くバスタイムを楽しみたい人にとって、お湯の温度を保てる追い焚き機能は便利なものになります。
家族の入浴時間が異なる場合でも、追い焚き機能があれば、一度張ったお湯を温め直すことができるので、一回ずつお湯を張り替える手間や水道代をかけることなく、 家族全員が温かいお風呂に入ることができます。
・ 高断熱浴槽
高断熱浴槽とは、断熱構造によってお湯を冷めにくくする浴槽のことです。
断熱の程度は商品により異なりますが4~6時間程経っても温度低下がわずか2~3℃以内のため、追い炊き回数を減らすことができるため、とても経済的だといわれております。
入浴時間が異なる、またはご家族が多いというご家庭でも省エネできる優れモノです。
最新のシステムバスは高断熱浴槽を標準装備していることが多いので、ご相談いただければ幸いです。
いかがでしたでしょうか。
新築一戸建てで便利な設備についてご紹介させていただきました。
このような設備があると生活環境がより快適になるでしょう。