2021.12.28住まいのヒント
新築一戸建てを購入する際には、収納スペースをどれくらい確保すべきなのでしょうか?
実際に、新築一戸建てを購入する際に重視する項目の1つに、収納面を挙げる方は非常に多いです。
もちろん、収納スペースを適切に確保することは大切なことですが、「隠す」収納よりも「見せる」収納に変えてみるのも1つの方法と言えるでしょう。
今回は、見せる収納でオシャレな空間を実現する方法についてご紹介します。
見せる収納と一口に言っても、どんなものでも見せていいというわけではありません。
見せられるものは何か、どう見せるのかを意識し、綺麗に魅せる方法を選ぶことが大切です。
また、ベースとなる色を事前に決めておき、アクセントカラーを入れることにより空間をすっきりと見せることができます。
普段良く使うものと、飾りたいものを上手く組み合わせて並べてもメリハリがつきますし、生活感が出てしまいがちな日用品やキッチン雑貨などは、色を統一したり、容器を統一することで、オシャレに見せることができるでしょう。
何でも見せようとするのではなく、棚には余白を残して一部を見せるように心がけることで、より美しい空間になります。
注文住宅であれば、部屋の間取りや収納スペースなど自由に決めることができます。
棚板を設置してもらったり、小さな子どもがいる家庭では、壁面に絵本コーナーを設置してもらうなども可能です。
最近では、対面キッチンが多く選ばれていますが、リビング側の壁面に棚をつけて、見せる収納へと工夫するのも1つの方法ではないでしょうか?
完成している新築一戸建ての場合、部屋の間取りや収納スペースなどは、設計士の方が使いやすさや動線の良さなどをプロの目線で造っているので、実際に住んだ時に暮らしやすくなっています。
経験ある設計士だからこそ、こんな見せ方があるのだと気づかされる収納スペースをとっている場合もあります。
今回は、隠す収納よりも見せる収納にするポイントをご紹介してきました。
見せる収納は、一見難しいのではないかと感じる方もいることでしょう。
しかし、実例を参考にしたり、生活スタイルや好きなものなどからヒントを得ることで、満足のいく空間を作り出すことができます。
自分なりのアイデアや、センスを光らせることのできる見せる収納は、ポイントを踏まえれば、どんな方でもできる収納方法です。
新築一戸建てを考えている方は、収納面についても考慮して計画してみてはいかがでしょうか?